DeFi入門第6回:分散型貸付 - 銀行に頼らず担保だけでお金を借りられる世界
伝統的な銀行からお金を借りるなんて、まるで審査官の機嫌次第みたいなものだよね。資産が豊富なら貸してくれるけど、そうじゃなければ門前払い。でもDeFiの世界では、そんな面倒な話は一切なし。担保さえ用意できれば、誰でも即座に借り入れが可能だ。

この違いを聞くと、なんだかスッキリする思いがするんじゃないかな? 特に日本みたいに、銀行の審査が厳しくて信用情報がすべてを決める社会で生きている人なら、なおさらDeFiの魅力に心惹かれるはずだ。
従来の金融システムでは、借金のハードルが信じられないほど高い。信用スコアが低いとか、収入証明が揃わないとか、そんな理由で簡単に断られるんだ。世界中で約17億人の成人が銀行口座すら持っていないという現実を思えば、借金なんて夢のまた夢だよ。
ところがDeFiは、そんな壁をぶち壊してくれる。暗号資産を担保に差し出すだけで、場所を選ばず借り入れが叶うんだ。KYCの煩わしさも、面接の緊張も、承認待ちのイライラもゼロ。しかも、余裕資金を流動性プールに預け入れれば、寝ているだけで利息が貯まっていくんだから、最高だよね。
DeFiの中でも借貸分野は、総ロック価値(TVL)がトップクラスの人気エリア。2021年4月時点で全体の借貸規模はわずか97億ドルだったのに、2026年現在では数十倍に膨れ上がり、主なプロトコルでは数百億ドルの規模を誇っている。
今回は、そんなDeFi借貸の代表格であるCompoundとAaveにスポットを当てて、ブロックチェーン上での借金の仕組みを深掘りしてみよう。
DeFi借貸の魅力とは? 銀行じゃ真似できないポイント

- 誰でも参加可能:世界中の人々が、ただウォレットさえ持っていればOK。パスポートや社会保障番号、雇用証明なんて関係ないんだ。
- 超高速処理:担保を入れて借り入れ完了まで、数秒で済む。銀行の数日~数週間の待ち時間とは大違いだよ。
- 貸し借り両方で利益:借り手は利息を払い、貸し手はそれを手に入れる。銀行のような中間マージンはなく、すべてアルゴリズムが公平に分配する。
- 完璧な透明性:金利の計算方法、清算ライン、担保比率など、すべてチェーン上で公開。誰でもいつでも確認できる。
- レバレッジの妙技:ETHを担保にUSDCを借りて、さらにETHを買う…そんなループでリターンを最大化できる(もちろん、リスクも跳ね上がるけど)。
ただし、この自由度の高さはリスクも伴う。資産価格が急落すれば、担保が清算されて大損する可能性があるから、油断は禁物だ。
Compound:DeFi借貸のパイオニア、ストレートで頼れる存在

CompoundはDeFi借貸の元祖で、2020年に一気に注目を集めたプロトコルだ。
基本は巨大な資金プール:ユーザーが資産を供給して利息を得たり、担保を入れて借りたりする仕組み。金利は供給と需要のバランスでアルゴリズムが自動調整するんだ。
2021年当時はZRX、BAT、COMP、DAI、ETH、USDC、USDT、UNI、WBTCの9種類の資産をサポートしていた。
2026年現在では、さらに多くの資産に対応し、ArbitrumやBaseなどのLayer2チェーンでも活躍中だ。
金利の決め方って?
すべてアルゴリズム任せ。借り手が増えれば金利が急上昇し、需要が減れば自然に下がる。
例えばDAIの借貸では、供給側のAPYが4~6%、借入側が7~10%くらいになることが多い(市場状況によるよ)。
cTokenの役割は?
DAIを預けると、直接利息がつくわけじゃなく、cDAIというトークンが発行される。
これは預金証明書兼利息蓄積の証書みたいなもの。時間が経つほど、1 cDAIで交換できるDAIの量が増えていく。
例えば1000 DAIを預けて1000 cDAIを得たら、1年後に10%の利息で1100 DAIに戻せる。利息は自動的に再投資されるから、手間いらずだ。
借り入れの条件:担保が鍵
各資産には「担保係数」(Collateral Factor)が設定されている。
ETHの場合75%なら、1000ドルのETHで最大750ドルの借り入れが可能。
担保比率が110~130%の閾値を下回ると、自動清算が発動。8%のペナルティで担保が売却され、債務が返済される。
ガバナンスの仕組み
COMPトークンがガバナンスの鍵。保有者は新資産の追加、パラメータ調整、金利モデルの変更などに投票できる。
提案するには総供給量の1%保有が必要だけど、コミュニティは活発で、みんなの声が反映されやすい。
要するに、Compoundはシンプルで信頼性が高く、初心者が借貸の世界に足を踏み入れるのにぴったりだ。
Aave:進化形の借貸プラットフォーム、柔軟性が売り
AaveはCompoundより少し後発だけど、今や借貸分野のトップランナー。TVLで常に上位をキープし、機能面でも一歩先を行く。
最大の魅力は以下の通り:
- フラッシュローン:担保なしで大口資金を借りられる。ただし、同じトランザクション内で返済しないとダメ。手数料はわずか0.09%で、裁定取引や清算ボット、価格操作などに活用される。すべて原子的に処理されるから、失敗時はロールバックだ。
- 金利オプション:安定金利か変動金利かを選べる。安定型は市場変動に左右されず長期向き、変動型は低コストだけど波が激しい。
- 信用委託:自分の借入枠を他人(友人やボット)に貸し出す機能。代行操作が可能になる。
- 豊富な担保オプション:Compoundより多くの資産をサポートし、リスクを細かく分類。
- aToken:cToken同様、預金でaTokenを発行。利息が自動的に積み上がる。
清算も穏やかで、ペナルティは5~10%。健康因子でリアルタイム監視が可能だ。
2026年のAave V3はマルチチェーン対応、隔離モード(高リスク資産の独立管理)、GHO(自社ステーブルコイン)など進化を遂げている。
まとめると、高度な借貸やフラッシュローン、レバレッジを求めるならAave一択だ。
借貸の基本ルール:健康因子を死守せよ
CompoundでもAaveでも、最大の脅威は担保価値の下落。
健康因子 = (担保総額 × 担保係数) / 借入総額
これが1を下回ると清算のスイッチが入る。
具体例:1000ドルのETH(係数80%)を担保に600ドルのUSDCを借りる。
健康因子 = 1000 × 0.8 / 600 = 1.33(余裕あり)。
ETHが30%下落して700ドルになると、700 × 0.8 / 600 ≈ 0.93 → 清算発動で損失+ペナルティ。
清算回避のコツ:
- 借入上限の70~80%以内に抑えてマージンを確保
- 価格変動をツールで監視、アラートを設定
- 下落時は追加担保か一部返済を急げ
- 資産を分散、単一種に集中しない
締めくくりに
DeFi借貸は、銀行の独占から金融の主導権を奪い取り、個人にレバレッジとチャンスを提供する。
一方で、リスクも丸ごとユーザーの肩にかかる。日本人の慎重な気質からすると、まずは小さな額で試してみるのが賢明かもね。
Compoundは安定志向の新手向け、Aaveは冒険心旺盛な上級者向け。
ETHを担保にUSDCを借りて、市場に飛び込む準備はできた? それとも、まずは清算のラインをしっかり把握してから?
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